ポルシェとMTBが好きなんですよ！

大玉のやつって、近所にはなかなか無かったんですよね。
会社の庭みたいなところには、無数にあるんですけど。
会社にカメラ持って行くわけにはいかない。

日曜日に「母の日」の花を買いに、山の花屋へ出かけました。
ここは、山野草系の花をメーンで扱ってるお店で珍しいのがたくさんあるんです。



↑↑家内の新しい眼で撮ってみました。
ここではバラの花も野生種のワイルドローズ。
まあ、今でこそよく見かけるのですが。

その花屋の駐車場で見つけました。
「パパー、早くしてぇー」
なんて長男坊が叫んでますけど、お構いなし。
「何しよるーん？」
「風待ち」
屋外の野生種撮影は、風が吹いてるともう大変。
特にマクロレンズを使ってるときは。

使ってる道具は「デジタル」なんですけど、使ってるボクは「ヒューマン」であって。
それに切り取ろうとしている「ポポンタ」は「ネイチャー」で。
どの要素が一番強いかというと、やはり「ネイチャー」な部分なのです。
「風」はボクには止められない。

等間隔でぎっしりと並んだ「綿毛」を見ると、ボク等人間の世界観とラップしてきました。
人生の美徳ってなんだ？
没個性で皆と同じで安心感を得ること。
普通ってなんだ？
それは誰のモノサシで測る普通？
規則正しく並んだ「綿毛」を見ながら、そんなことを考えている自分におもいっきり笑えました。

待ちくたびれた長男坊がつかつかと寄って来て、ポポンタをモギってふっと吹き飛ばしました。
なんか妙に「革命的」なシーン、この子は自由の使者なのでした。
自由を得た綿毛が大空に舞い上がって行きました。